糖尿病に対してのレビトラの効果と睡眠障害の副作用

レビトラは、1990年代の後半に世界的なムーブメントを引き起こしたバイアグラの後を受けて誕生したED治療薬で、2003年にドイツの製薬メーカーから発売されています。
加水分解酵素PDE-5の阻害剤で、基本的な作用機序はバイアグラと同様です。しかし、700キロカロリー程度の標準的な食事であれば影響を受けないなど、様々な点において改善されています。
このために、バイアグラのバージョンアップ版などと一部では表現されています。

ちなみに、レビトラはEDのハイリスクファクターの糖尿病患者のEDにも効果を発揮します。
これは、3年以上にわたり糖尿病及び勃起不全を有する患者778名を対象とした臨床試験により、レビトラを投与された被験者がプラセボ群よりも圧倒的に高い数値を記録したことが確認されています。

一方で有害事例としては、頭痛やほてり、消化不良、腹痛などが確認されています。これらは、血液循環が急激に良化することによる血圧の急激な変動が関係していると考えられています。
また、これ以外にも0.2%~1%の頻度で眩暈や睡眠障害という副作用が現れることが確認されています。

自己判断で服用するのを止める男性このように、レビトラを服用することによりリスクも生じるので、処方できないケースも存在しています。
具体的には、顕著な低血圧(最大血圧が90mmHg以下)や高血圧(最大血圧が170mmHg以上または最小血圧が100mmHg以上)の人、重い肝障害がある人、不安定狭心症など深刻な心臓の疾患を抱えている人、脳梗塞や脳溢血を半年以内に発症した人などです。
これらの人がレビトラを服用すると、場合によっては死に至るケースも起こり得るので、禁忌とされています。